戦国期細川権力の研究 [ 馬部 隆弘 ]

馬部 隆弘 吉川弘文館センゴクキホソカワケンリョクノケンキュウ バベ タカヒロ 発行年月:2018年10月02日 予約締切日:2018年10月01日 ページ数:808p サイズ:単行本 ISBN:9784642029506 馬部隆弘(バベタカヒロ) 1976年兵庫県に生まれる。

1999年熊本大学文学部卒業。

2007年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。

博士(文学)。

現在、大阪大谷大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 細川権力の基本構造と高国期の変容(奉行人奉書にみる細川京兆家の政治姿勢ー勝元期から政元期にかけてを中心に/細川高国の家督継承と奉行人/細川高国の近習とその構成ー「十念寺念仏講衆」の紹介と分析 ほか)/第2部 澄元・晴元派の興隆(細川澄元陣営の再編と上洛戦/桂川合戦前夜の細川晴元方による京都包囲網/「堺公方」期の京都支配と松井宗信 ほか)/第3部 高国派残党の蜂起(細川晴国・氏綱の出自と関係ー「長府細川系図」の史料批判を兼ねて/細川晴国陣営の再編と崩壊ー発給文書の年次比定を踏まえて/細川国慶の出自と同族関係 ほか) 細川政元の暗殺を機に始まる細川京兆家の分裂・抗争は、結果としてその配下たちの成長をもたらす。

柳本賢治、木沢長政、そして三好長慶たちが、なぜ次から次に台頭したのか。

発給文書を徹底的に編年化し、京兆家内衆の成長過程を解き明かす。

畿内の荘園領主や地域社会との関係も視野に入れ、細川氏から三好氏への権力の質的変容を論じた注目の書。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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